ハビタブルゾーンにあるスーパーアースを発見
太陽系から約100光年の距離にある低温の恒星 LP 890-9(別名:TOI-4306、SPECULOOS-2)の周りに2つのスーパーアースが発見されました。外側のスーパーアース LP 890-9 cは、惑星表面に液体の水が存在しうる領域(ハビタブルゾーン)内を公転しています。今回の発見は、NASAのトランジット惑星探索衛星TESSと、ベルギー・リエージュ大学の研究者らによるSPECULOOSプロジェクト、そして、本新学術研究A03班によって開発された多色同時撮像カメラMuSCAT3と、B03班によって運用されているすばる望遠鏡のIRDの観測が連携することによって成功しました。
本研究成果は、欧州科学誌『アストロノミー&アストロフィジックス』のオンライン版に2022年9月7日付で掲載されました (Delrez et al. “Two temperate super-Earths transiting a nearby late-type M dwarf”)。
詳しくは東京大学のプレスリリースをご覧ください。
https://www.c.u-tokyo.ac.jp/info/news/topics/20220907160000.html